元料理人による栄養士への道

料理人を経験したのち栄養士として保育園に勤務しています。同時に出張料理人、料理に関するイベントを不定期で開催しています!このブログでは日々の仕事の奮闘ぶりやイベント情報、料理や栄養に関するちょっとした知識を紹介しています!!

ポテサラ・冷凍餃子論争

こんにちは!

またまた日が開いてしまいました、申し訳ございません( ;∀;)

 

最近、ワイドショー等でよく聞く出来合いのポテトサラダや冷凍餃子を食卓に並べるのは手抜きなんじゃないかといういわゆる『ポテサラ・冷凍餃子論争』が話題になっていますね、ここでは作り手の男性としてはっきりと物申し上げたいと思います!!

 

 

 

 

1.なぜ手抜きと思ってしまうのか

 中食(総菜を購入し自宅で食べること)の文化が発展しつつある今、それを手抜きと言ってしまうことは正直いかがなものかなと思います。作り手の負担を軽減させ、時間を有効活用することができるという大きなメリットがあります。にもかかわらず食べ手(主に働いている男性)がそう思ってしまうのは個人的な見解でこのようなことが挙げられます。

 ①購入したパックのまま食卓に並んでいる

 ②愛情がこもっていない

 ③汗水かいて働いてきてこれでは納得できない

 

 などでしょうか?

特に ③番に関して補足させていただくと、、、

 『いつも外で懸命に働いてきているのに、買っただけの総菜が食卓に並んでいるのでは頑張ろうという気持ちにならない』もしくは『こちらはいつも通り働いてきているのに対して、手を抜かれて不平等じゃないか』のどちらかが大半ではないでしょうか?

 こう思っている方は考えてみてください、仕事には休みがあるのに対し家事は身体が動く限り続きます、給与も定年退職も有給休暇もありません!ごく当たり前のことですが、こう考えるとたまーに手を抜いてもよくないですか??

 

2.なぜ手を抜いてしまうのか

 じゃあ反対になぜ作り手は手を抜いてしまうのか。先ほどもちらっと出てきましたがいくつか挙げてみると、、、

 ①毎日繰り返すことによる飽き、嫌悪感

 ②頑張って作っても褒められない

 ③他にやることがある、時間がない(共働き)

 ④料理のレパートリーが少ない

  4つ挙げさせてもらいましたが特に③は継続していくうえでとても重要かつ食べる側の改善により解決できる問題点でもありです!

 作ったものに対しダメ出しはするが褒めない人がまだまだ多い印象です。

 あなたのためにメニューを考え食費をなるべく抑え買い物をし、一生懸命作っています。そんなこと考えたら安易にダメ出しなんてできますか?(僕だったら俺よりうまい飯作れよってなりますね笑)

 具体的にアドバイスするならいいんですよ。ああじゃないこうじゃないとケチ付けるのは是が非でもやめていただきたい、用意してくれたことへの感謝は忘れないでほしいです!

 

3.さいごに

 解決策として1番いいのはやはり作る側の気持ちを理解することです。そのために普段料理しない人も作ってみると大変さが分かると思います!ストレスが多い現代社会において本当はこんなことでもめてられないんですよ(-_-;)

 普段ご飯を作ってる皆さん、毎日ご苦労様です。いろいろ言いたい気持ちは痛いほどわかります。悩み相談いつでもお聞きしますのでいつでもご連絡ください。

 

 

ありがとうございました!