元料理人による栄養士への道

料理人を経験したのち栄養士として保育園に勤務しています。同時に出張料理人、料理に関するイベントを不定期で開催しています!このブログでは日々の仕事の奮闘ぶりやイベント情報、料理や栄養に関するちょっとした知識を紹介しています!!

料理が『できる』人

 こんにちは!

 今回は料理ができる人はどのような人なのか個人的に思っていることを書かせていただきます。どうやらただ美味しいものが作れればいいわけではないようです、、、

 なお、今回は普段料理をしている方向けに書きましたのでこれから料理に挑戦していく方はあまり気にしないでください笑

 

 

 

1.作業効率が良い

 普段家で料理を作る方はそれ以外にも掃除や洗濯など家事が盛りだくさんです。たった一つの家事に何時間も時間を割けられないわけです。そこでいかに時短で作れるか作り方を覚えているかというのは自炊をするうえでとても大事なことになります。レシピを見ながらではなかなかスムーズに進みません。もちろん初めて挑戦する料理は見ながらやっていくことが基本ですので回数をこなして覚えるというのが大切です。

 

2.アレンジ力がある

 レシピ通りに作ったものはいわば人のつくったものをそのままコピーしたことに過ぎません。最初はそれでいいですが回数をこなしていくうえでオリジナリティが出せるかどうかです。味付けを変える、旬の食材を使ってみるなどやり方はたくさんあるのでレシピ通りに作れるようになった方はぜひチャレンジしていただきたい領域です。レパートリーも増えて作り手も食べ手も楽しくなるはずです!

 

3.衛生的に仕事をしている

 テレビやYouTubeで料理をしている方は終始キッチン周りがきれいではありませんか?衛生的に料理をすることも料理ができる人に見えるコツです。料理を生業としている方はできて当たり前でなければいけないのですが、やはり安心安全に食べてもらうためにはこまめな手洗い、まな板包丁の取り換えはとても重要です。まな板は生肉生魚用と野菜用と分ける(1枚しかない場合は野菜から切って肉を切った後は必ず塩素消毒をする)、洗い物を貯めすぎない、野菜の皮や茎は袋にひとまとめにするなど工夫できる点はたくさんあります。料理ができる人はキッチン周りとシンクはきれいだという事を覚えていただきたいです。

 

4.調味料の使い方を理解している

 料理をするうえで一番難しいのは調味料の扱いです。これに関しては改めて記事にしたほうが良いレベルで難しく大変です笑

 また日本は他の国よりも調味料の数が多く和食自体も非常に複雑です。これを理解しているうえで味付けを行っている方は腕前なら自分のお店を出せるレベルだと思います!僕自身もたまにややこしくなって失敗することもあります。笑

 とにかく基本の料理のさしすせそ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌の順番で入れる)は覚えておきましょう!

 

5.完成のイメージができている

 料理の完成図を想像してそこから逆算していくのが上手くいくコツです。行き当たりばったりでなるようになれみたいな気持ちだとなかなかいいものは出来上がりません。もちろん、想像していた完成図と実際に出来上がったものが違ってもなんの問題もありません。想像力を膨らませるのも大切なポイントです。

 

6.価格の相場を分かっている

 食材は気候の変動や季節で価格が大きく変わります、価格の相場を分からずに買ってしまうと家計を圧迫しかねません。近所のスーパーを何店舗か廻りだいたいの値段を把握し安いものを買いそろえ買ったものからメニューを決めることで節約にもなりレパートリーも増えます。ただ注意していただきたいのは安いからと言ってあれもこれも買いすぎるとかえって無駄になってしまうので気を付けましょう。

 

7.まとめ

 いかがだったでしょうか?一流はものを選ばないと言いますがホントにその通りで、例えば100g3,000円する松阪牛のサーロインステーキは誰が焼いたって美味しいです。如何に限られた食材でどこまでおいしく調理ができるかが自宅で料理をする上でのカギになりそうです。

 

 

 

今日はこの辺で!

ではまた~