なぜ飲酒後は〆のラーメンが食べたくなるのか
こんにちは!
成人されている方で飲み会の後〆でラーメン屋さんに行くことよくありますよね!(最近は自粛が続いているため殆どないと思いますが、、、)
僕もお酒が弱いながらしばしば行くこともあります笑
あのスープが五臓六腑に染み渡る感覚が癖になりますよね笑
たらふく飲み食いした後にがっつりラーメンなんて誰しもが身体に悪いと理解しているはずなのに深夜のラーメン屋さんは大盛況(;^ω^)
なぜ人間は〆でラーメンを食べたくなるのか?
そのわけを解説したいと思います!
↓こちらの記事も併せてぜひご覧ください!
1.肝臓の働きすぎ
ご存じの方も多いと思いますが摂取したアルコールは肝臓により分解され尿として排泄されます。
肝臓は血液中の炭水化物(血糖)やビタミンB1をエネルギーとして動いているため肝臓の働きが過剰になると血糖値が下降し身体は血糖値を元に戻そうとするため本能的に糖質を摂りたくなってしまうという仕組みになっています。
炭水化物は麺、ビタミンB1は焼豚と肝臓のエネルギー分を補給するのに効率がいいことが分かります!
ですが肝臓は糖質や脂質の代謝に大きく関わり常に働いているいわば『社畜』なのにそこにアルコールの分解という仕事が横入りしたらひとたまりもありません!飲ん兵衛の人はしっかり休肝日も作りましょう!
因みにたばこによるニコチンも肝臓で分解しているため喫煙者はより注意が必要です
2.ラーメンのスープに意外な効果
スープの命ともいえる出汁にも飲んでラーメンを欲したくなるわけが隠されています!
通常出汁には豚骨、鶏ガラ、鰹節などが用いられ煮込んで旨味を抽出しますが、これらの旨味の正体はイノシン酸というアミノ酸の一種で旨味の効果に加え肝臓でアルコールの分解を助ける働きがあります!
社畜に救いの手が差し伸べられた瞬間です\(^o^)/
また、お酒を飲むと身体から水分が失われ脱水状態になります。ラーメンのスープには塩分が含まれ真水に比べ塩水は水分として吸収されやすいので脱水症状の対策にもなります。水分補給にスポーツドリンクが適しているのもこのようなことが関係しています!
3.営業時間、立地など
上の2つを踏まえて効率的に補給できるのがラーメンであり、日を跨いでも営業しているところもあるので酔った勢いでついつい入ってしまいますよね笑
駅から近い、飲んだ場所の並びにあるなど好立地だというのが人をラーメン屋さんに入れる理由の一部なのかもしれません。
冒頭で身体に悪いと言いましたが意外とそうでもないみたいですね!
ですが過信してはいけません!
ラーメンは高カロリー高脂質です!
恐らく〆た後は家に帰って速攻ベッドインだと思いますが、これらを消化吸収している段階で寝てしまうとその分が脂肪として蓄えられてしまい肥満の原因となります。
また肝臓の負担は軽くなる一方、胃の負担が多くなってしまうこともあるので毎回ラーメンで〆ている方は回数を減らすことから始めていただきラーメンの代わりに出汁の効いた味噌汁と白いご飯(居酒屋さんでご飯セットみたいな感じで売ってるやつ)にビタミンを含んだフルーツジュースをぜひ頼んでください!
ただ、おいしいものを食べると満足感や幸福感が得られ明日への活力になることも確かなのでリスクを理解した上でバランスよく食べることが重要です!
自分の身体に優しくいてあげることも健康の維持には欠かせません!
ではまた!